添い

茶と紙を通じてものづくりの素晴らしさを伝えたい

私がこの村で出会い、ものづくりの尊さを知ったもの。
それは日本茶・美濃白川茶。岐阜県東部の山間地に位置し山々に囲まれた小さな村、東白川村。
清流白川沿いに広がる美しい茶園は冷涼で昼夜の寒暖差が大きく、朝霧の立つ特有の気候風土が 高い香気と味わいのお茶を生み出しています。
普段何気なく口にしていたものが、 想像を超える手間と工程を経て多くの人の手によって作られていました。これは茶産地に来なければ一生知ることができなかったかも知れません。
お茶に限らず、私たちの身の回りには手仕事によって作られた生活にそっとより添うもので溢れています。紙もそうです。同じ美濃地方で美濃和紙に出会いました。やさしく光を通し、柔らかな質感で包み込むその紙の美しさは昔から変わっていないのです。その紙もまたひとの手によって一つ一つ丁寧に漉かれていました。

自然を知ること。
人の手を知ること。

かつて自然と人間がそうであったように、食と器、紙と手、そしてお茶と人、それぞれが寄り添い、人々の暮らしを豊かに導いていく。そんなことを伝えられる存在でありたいと「添い」を始めました。


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